|
げげ!チャバネゴキブリ!。。。と思われました?
これはVカラーの特性を活かした鋳造表現なのです。
Vカラーは揮発性の高い塗料ですので、空気に触れると早く乾きます。また粘度も高いので濃度が高いと粒子が粗いままで乾きます。
この特性を利用して、鋳造表現をしてみました。
今回、粒子が粗くなるようにエアブラシをプロコンボーイLWA0.5mmを使用しました。
Vカラーの濃度は出来るだけ濃くしました。詰まる限界と言いますか。牛乳よりも濃くと言いますか。黒の場合は濃度の高い白を吹いた際に出来るあの忌まわしい「蜘蛛の巣現象」は出来ないみたいですのでご安心を。
で、パーツより20センチ弱離れて吹きます。すると粒子が粗くパーツに添着しますので、表面が凸凹になり鋳造表現が出来るという訳です。離れれば離れる程良い感じになる。。。筈です。試してないけど。
※注意ですが、下地だけ鋳造表現をしてもグラデする際に希釈を強くするとせっかくの凸凹が消えてしまいます。この鋳造表現は一番上に乗せる塗料で行って下さい。
|