えー、私にとってアレックスは最高のMSなのです。考えられたアポジモーターと言い、Zに繋がるラインと言い、大好き。
 ちなみにポケ戦は見てません。見るとこの大好きという気持ちが萎えそうで。
 と能書きはともかく、貴重な休みを潰して(明日も休日出勤。。。トホホ)アレックスですよ。今のところは英ースさんのパクリですけど、その内にギャフンと!。。。言わせません。
 僕にとってアレックスって2作目なんですよね。1作目はアレックスベースで可動拡大などを施しましたがどうしても関節等が緩く満足のいくものではありませんでした。
 そこで!丈夫さでは定評のあるガンダムセカンドベースで再チャレンジですよ。
 テーマは「ガシガシ&メリハリ」です。前作(ドム)前々作(バーザム)と、エンジン全開毛細血管も切れよの全力投球でしたが、失うものもまた多く、気合いを入れるところは入れ、抜くところは抜くという技も覚えていかなくちゃな。。。と。
 当然塗装はVカラーです。色々な人の作例を元に自分なりに満足のいくアレックスってのを作ってみたいですね。

 作例にいきます。今回は手から。
 アレックスの手は基本設計が古いせいもあって可動に難ありでした。ガンダムセカンドの間接も考えたんですが、その前に何か良いのがないかな?とパーツを捜していたところ、世間の皆様に非難囂々(の割には高値で取り引きされている)のガンダム4号機があるじゃありませんか。必ずしも褒められたものではない4号機の間接ですが、手首だけは別。これ、ボールジョイントなんですよ。手の保持力も高い。
 てな訳で、手首関節から外してアレックスにはめ込んでみました。何とぴったり!流石は「基本フレームが同一」だけはある(GFFのカトキ氏の解説からちょっとだけ抜粋)と。
 (当たり前ですけど、一応)5号機でも同じなので流用可能です。ですので手首だけでも移植してみるのも良いでしょうね。

 腕はこんな感じです。最近こちらで流行の1画像にたくさんの手順を載せて見ようと思いましたが、画像に字を入れるのって難しくまたしても中途半端なものになりました。
 右が素アレックス、左が改造アレックスの腕です。アレックスの腕にガンダムセカンドの肘関節を入れる訳ですが、アレックス側は赤線を引いたあたり(だいたい半分位)を彫刻刀で削りガンダム間接が入りやすくします。ガンダム間接も合うように削ります(肝心の画像は撮るのを忘れました。。。実物を見れば判りますが、薄くなっている部分を削ればだいたいは合うようになります)。
 それでアルテコで接着をします。

次は肩と二の腕です。肩はチョバムアーマーをつける為に特にこれといったディテールアップはしていません(言い訳)。
 ガンダム間接にはきつすぎるので肩関節との連結部の穴(判りますよねオーム記号みたいな部分)を少し大きくします。
 この関節はガンダムでもそうだったのですが、グラグラして肩アーマーが固定しにくいので肩アーマーの内側をエポパテで肉詰めしました。適度に肩関節と干渉して良い感じになります。これは肉詰めしてから肩との干渉を考えつつ削ります。生乾きの時に調整すれば楽です。
 二の腕ですが、出来るだけ二の腕部分がたくさん残るように元々の間接ディテールの丸部分(画面の赤丸部分)を垂直でなく平行に切り取ります。
 後はパーティングラインと切り取った部分をアルテコで表面処理しました。

勿体ないですが、胴体はこうでもしなければ私の腕ではバックパックの固定が出来ませんでした。色々と試行錯誤したんですよ。それこそ2体分はバックパックを無駄にしましたとも。
 胴体背中部を限界まで彫り込みアレックスの背中を入れたと。な〜んの参考にもなりませんが。自己満足で良いんです。それが改造の楽しみなのです。

 あと、改造らしい改造は「股間部」くらいなので途中画像はコレで終わりかと。後はパーツのディテールアップくらいなので前のスレの無塗装画像を見れば判りますしね。
 股間。そう、男は拘るんですよ。大きすぎても小さすぎてもあれですし。ま、それはともかく。
 今回はアレックスの腰アーマーにガンダムセカンドの股関節を入れたので上の画像みたいにスペースが余ったんですよね。そこでパテ盛りをしてバーニアを埋めました。上の画像に移ってる割り箸みたいなパテの塊は肉盛りに使ったエポパテの芯です。パテを削り込んで作りましたが。。。意味がなかったな?と。結構時間かかったし。最初はただ、隙間部を埋めるだけだったのですが、いっその事。。。とエスカレートして行き、下の画像になりました。
 そう言えば、股間バーニア、形状が意味深ですよね(すいません)。

 取りあえず下半身をアップします。アポジモーター類はディテールアップしました。チョバムアーマーが干渉しないところは出来るだけ触るつもりですが。。。全部は根気が続かないので無理かも。腰・膝アーマーは毎度の如くエポパテ削りだしです。
塗装前の状態です。実際、塗装後に首を短くしたりしています。
胸や肩のインテークはパテの削りだしです。お腹はアレックスの腰アーマーと干渉する部分を削りましたが、結果ダイエット効果もありました。
コクピットハッチはアレックスっぽくするために短くしています。それに伴い(写真では判りませんが、開口部はパテで一部埋めています。面倒な作業でしたがやって良かったかな?と。
アレックスの比較画像です。元になったMSと比較するとこんな感じです。
 一応、本体のみ完成です。しかし、チョバムアーマーやらシールドやらはいつ出来る事やら。。。
 時間がなかったのでライティングも工夫せずのアップです。
 塗装は毎度お馴染みνガン色。ひねりもな〜んにもありません。私はこの色のアレックスが好きなんです。
 塗装について「え?今回は爽やかにグラデ塗装って言ってなかった?どうみてもMAX塗りもどきコテコテ失敗にしか見えないんだけど。。。」ってな声が聞こえてきそう。。。「ん〜?なんのことかな〜?(アミバ風)」。。。すいません、限界でした。特に写真でも判るように胸の凸凹はチェックを怠った結果です。Vカラーって塩ビに直吹きが一番塗膜が強固なのでサフ吹きを躊躇するんですよね。ま、言い訳ですけど。
 それとデュアルカメラアイが黄色なのはわざとです。黄色が格好良かったので敢えて緑にする勇気がありませんでした。笑ってくれてかまわんよ。
 取りあえず明日も早いので寝ます。おやすみなさい。。。

 完成完成と言いながら手直ししておりました。ビームライフルはGFFのにスコープを入れたりして(やっぱりスコープなしってのはどうも。。。)ましたがそのまま使ってます。
 シールドもGFF流用を考えましたが、MIAの分厚い感じの方が良いかな?と(GFFのだったら装甲よりもシールドの方が薄くなるのでおかしいかな?と)。この写真では見えませんが裏はレールをパテ盛りとボールジョイントで新造しました。。。が、あんまり滑りはよくありません。ボールジョイントがもげそうになるのでこのまま固定になると思います。あと若干のディテールも追加しましたが、表からは全く見えません。意味なし。
塗装ですが、白の部分はグレーを、グレーの部分は黒っぽいグレーを下地に使いました。つまり黒っぽいグレー、グレー、白が本体色ですね。Vカラーのグラデ塗装です。塗装後、エナメル塗料でスミ入れ、ミスターカラー半光沢でトップコートという具合でした。エナメル塗料のスミ入れですが、今回初の試みでしたが、Vカラーの強固な塗膜を冒す事なく安心してスミ入れ出来ました。

 後ろからパチリです。こう見るとオリジナルとあんまり変わらないですね。実際、アレックスのパーツの変更点って言ってもお尻のバーニアくらいしか弄ってないですしね。
 ヘルメットもジムカス流用ですけど、縦のスジ彫りは消しましたが、やっぱり設定のように末広がりにしたらよかったかな?とちと後悔です。
 それと誰も気付かれないでしょうけど、間接のマイナスモールドはパテ埋めやディテールパーツ流用でフラットなものにしています。どうもマイナスモールドって好きじゃなくて。ってわかんないですよね。肘、足首、バックパックなどです。ちなみに膝のモールドはつぶし忘れてそのままマイナスモールドです(間抜け)。