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今回は出来るだけ手を抜き(毎回言ってますが)、MK−2のパーツを活かした作例を心掛けます。
前回のバーザムは今でもプロポーションなど非常に気に入っているんですが、MK−2の量産機というよりも、発展強化機という感じがしたので、そこら辺を是正しようかなという事で。
いつもの通り、塩ビ下敷きを多用するという手口でやろうと思ってます。だって楽なんですもん。
バーザムの特徴は胸の造形なのですが、今回もここから始めます。
前回のようにパテではなく、全て塩ビ下敷きで作っています。
まず、胸パーツを適当にデザインナイフで切り刻み、厚紙で追加装甲部分を型取りします。
塩ビ板は透明ですので、直接型を取ったりして、この手順を省いても良いのですが、厚紙の方が微調整しやすいので、格好良い造形の為に、ここは横着せず・・・というところです。

※今回多用する塩ビ下敷きですが、少し前まではダイソーで売ってなのですが、加工のし易さと言い、安価さと言い、MIA改造に適した素材、正にMIA改造界のガンダリウムγであるからか(んなわけない)どこにも見られなくなりました。
ですので、欲しい方は、ホームセンターに量り売りで販売している(デスクマット用だと思います)軟質塩ビシートを購入されると良いですよ。厚みは2mm、1mm、0.5mmの3つ位あれば良いと思います。大きさは50p角くらいあれば10年は戦えますよ(笑)。

紙を塩ビ下敷きに重ね、デザインナイフ当て、押し切りで形にしていきます。塩ビ下敷きは柔らかいので引き切りだとずれてしまいます。
1つ作ると後は簡単で、どんどん下敷きに重ねて形を切って行きます。塩ビ自体はよくくっつくのでズレにくいという利点もあります。
画像でも説明していますが、塩ビ下敷きを重ねて造形すると、今回の胸の装甲のように間に挟むパーツの切り方を工夫するだけでエアインテーク等の普通は面倒臭い造形が簡単に出来るんです。
断面が汚いのは、アルテコで綺麗になりますのでご心配無用です。
1枚目の写真よりも胸パーツはかなり切り刻まれていますでしょ?
型紙と違って、実際の追加装甲パーツはかなり厚みがあるので、パーツ同士がぴったり合うように少しづつ、デザインナイフで切って調整していくという作業しました。こういうのも楽しいんですよね。
首の下のインテーク表現も、胸と同じようなやり方です。元々のパーツで凹を作って、上から塩ビ下敷きを被せました。ホント、便利ですなあ。
前のバーザムではパテを盛ってヤスリで造形して、リューターで穴を掘ってインテークを作って。。。どんなに急いでも最低2日はかかった行程を、今回は、全行程3時間程度で終了しました。途中でギターを弾いたり、畑の草抜きをしたりして脱線してましたので、集中すると1時間もかからない筈です。
という事で胸の造形は概ね完成。後は、羽みたいなパーツとインテークの内側にディテールアップを入れて終了ですね。
あ、後はコクピットハッチか。

コクピットハッチはエポパテです。万能と思われる塩ビ下敷きもこういう分厚い部品の造形には向きません。適材適所という事ですね。
今日は腰アーマー(前)の造形です。
@最初に塩ビ下敷きを腰アーマーに合わせて切ります。
その際に、エアーインテークの部分も切り抜いておきます。
塩ビ板は接着剤で切り込み跡が目立たなくなりますから、少々はみ出て切り抜いても大丈夫です。
Aマーク2の腰アーマーの凸凹を薄い位置で面位置にデザインナイフで切り取ります。
後でアルテコで断面を整える際に、塩ビ板と切り取りすぎた凹部との隙間を埋められますので、これもあまり神経質になる必要はありません。
ただ、切りすぎて凹は良いのですが、凸の切り残しはないように。。。
B瞬間接着剤で接着します。ただ、軟質塩ビ同士は、接着力が強力で失敗は許されないので、端をちょっとくっつけてから、全体に流し込むという方法で接着します。一発勝負は絶対に避けること。泣きを見ますよ〜。
接着後、アルテコを断面に盛ります。この際にAで切りすぎた凹を埋めてやります。
C接着、断面手直し後、ヤスリで断面を綺麗に整え、エアインテーク用に切り取った穴にエヴァーグリーンのラップサイディング(ギザギザ)プラ板を切り取ったものを入れ、エアインテークを表現します。

訳の分からない絵ですが、ないよりましかな?と。
こんな感じになります。パテ盛りに較べて楽なこと楽なこと。
塩ビ板は切り込み過ぎても、その跡が瞬間接着剤で完全に塞がるので、とても便利ですよ。我ながら綺麗に出来たなぁと。

手を抜くところは抜きますが、拘るディテールは徹底的に拘ろうというところですね。
後の改造は、ふくらはぎのみ(肩はチョイ改造です)。。。
中華キャノンとキャノピー、そして頭はパテ盛りでやりました。
後は、塩ビ板多用ですね。
お尻の廃熱板(ヒレみたいなやつ)は塩ビ板を使いました。手で触る際にプラ板やパテでは痛いんですよね。塩ビ板ならソフトタッチでいけますので。
ただ、フニャフニャになるのもあれなので、芯として硬質塩ビ板を使い、その上に軟質塩ビを貼りました。
ちょっと見えにくい絵で申し訳ないんですけど。
モノアイは百式のビームサーベルのビーム刃部分を切って使いました。青色のが欲しかったので百式でしたが、他のでもOK。透き通るし、集光もしますので、良い感じですよ。ちょっと勿体ないですが。
顔部分は塩ビのジャンクパーツから。結構切り出すの難しかったです。ただ、パテは出来るだけ使いたくなかったので。まぁまぁの出来かなあと。
トサカは当初は塩ビ板で行こうと思ったのですが、どうにもこうにも塩ビ板では精度が悪いんです。他の部分ならともかく、一番目立つ所なので泣く泣くプラ板にしました。
こうして見ると、まだちょっと仕上がりが荒いですね。

中華キャノンです。
今回、手を抜いている部分は徹底的に抜いていますが、精度を出すところは出すというコンセプトの元、中華キャノンは頑張ってみました。
キャノン口部はきっちりと仕上げたかったので、まずパテで型取り用凸部を作って、それに離型剤よろしくメンタムを塗ってパテに押しつけて作成しました。
ちょっとした造形なら、こういう方法で綺麗に出来ますね。
足です。
結構楽な作業でした。前のバーザムではパテと格闘したもんでしたが、今回は塩ビ板をペタリと貼るだけ。楽ちん。
かかと部分がバーザム作りの鬼門ではあるのですが、ハイヒールになるようにマーク2のかかと部分をザックリと切り、アキレス腱付近(というのかな)を塩ビ板を貼ってボリュームアップしました。
尚、このボリュームアップした部分は若干曲がりがあるのですが、軟質塩ビ板で難なく再現できました。
そしてMK2のかかとって薄くできているので、ハイヒールにする為に足底に塩ビ板を貼りました。
つま先部分はアルテコを使ったのですが、今となっては軟質塩ビ板をもっと積極的に使ったら良かったなぁと。

足裏です。
塩ビ板でモールドを再現してみました。2枚重ねなので、上の1枚で凸部を表現してしたの1枚に貼るという手法ですね。これまた楽チンでした。
白い部分はエヴァーグリーンのインテークプラ板です。
接着部分がまだらに見えて、汚い感じがしますが、色を塗ると問題ありません。

3作目のバーザムと。
胸のボリューム感が全然違いますね。今回の方がカトキバージョンに近いかな?と。
ただ、どう見ても4作目(今回)が引き立て役に見える。。。

バーザム改造の一番の山場。スネパーツです。MK2とバーザムのデザインが違う裾について、3機目バーザムでは硬質塩ビで裏打ちして、パテで覆うというやり方でしたが、今回は軟質塩ビで裏打ちし、MIA地をサンドイッチするような感じで軟質塩ビで表面を出していくという手法を取りました。
ちょっと分かり難いですが、写真を見て頂くと作業内容が分かるかと。
ま、だ〜れも参考にしなさそうですが。。。自己満足上等す!
ふくらはぎですが、パテ盛り中心にしておけば良いものを、無理して塩ビ板を多用したので、表面処理に手間取り、結局複雑な面はパテの力を借りる事に。。。
結論ですが、「塩ビ板は複雑な面には向かない」って事ですかね。これは勿論、今の段階の話で、もっと効果的な使用方法があれば解決する筈なんですけどね。
塩ビ板って断面がプラ板のように直角に切れず、どうしても凹になってしまうので、厚さがある塩ビ板だと、複雑な面を構成すると継ぎ目が凸凹になっちゃうんです。
これを解消するには非常に薄い軟質塩ビ板を使って表面を完全コートすれば良いのですが。。。ただ、それだと、面の数だけ型取りが必要でして、却って手間がかかるんですよね。素直にパテ盛りをした方が楽だと思います。
要は、適材適所が大切ということですね。ちょっと調子に乗ってしまいました。
後は、ふくらはぎの細かいディテールと表面処理、頭部のバランス調整、そして腰アーマーが若干貧弱なので、少し延長を考えています。まだまだ完成しませんね〜。

後ろ姿です。こちらからのショットの方が、今回のコンセプトを巧く表現出来てるかな。
ただ、どうしてもMK2の量産型という感じにはならないんですよね〜。どうしてだろ?

これが苦労の跡です。。。
板の切り出しも疲れちゃって、適当に切り出して貼り合わせた後、リューターではみ出しを削ったりしました。切断面は荒れますが、楽でした。。。まぁ、荒れても後でアルテコで整えるので問題ないですし。

腰アーマーを延長しました。これをしないと足が間延びするので。ちょっと角度が鋭角過ぎてUCのMSっぽくないというか、量産型っぽくなくなっちゃうんですけど、格好を優先して。
それと中華キャノンも貧弱だったので、開口部を厚めの塩ビ板で「皮余り」状態にしてみました。ちょっとは立派になったかな?じゃなくて、バランスが良くなったのに一役買ってると思います。この厚めの塩ビ板、いいですよ。むっちりとしていてそれでいて切削性抜群。
たった2行程で随分変わったと思いますね。やっぱりバランスというのは大切なんだなぁと。
分かりやすく横向き画像です。このショット、気に入ってるんですよね。
ところで、腰アーマー、延長したのでバランスはよくなりましたが、ヒーロー体型になったせいでますます量産型には見えなくなりました。。。量産型で格好良く見せるのって凄く難しいんですね〜。
また、塩ビスケルトンは接着跡などが透明なので目立ってしまって途中画像は汚い感じもするうのですが、塗装をすると接着跡は完全に見えませんから、突然化けるんですよ。良い具合に化ける。そこが魅力でもある訳です。


バーザムは塗装を残すのみとなりました。お腹のブロックをMK2からバーザムに合わせる為に、凹を塩ビ板で埋めたり、スラスターやエアーインテークにエヴァーグリーンのプラ板を入れてみたりという風にディテールアップしたのと、アゴや足首など、全体のバランスを取るためにプロポーション調節しました。
こちらの方が判りやすいかも。
バルカンポッドもバーザム頭に合わせてベルト部を延長しています。
アゴを思い切って短くしてみたんですが、バーザムは縦横に短い顔の方が似合いますね。

内脛部の凹穴にエヴァーグリーンのプラ板を入れ、エアーインテークを表現してみました。
外脛部の凹穴にもエヴァーグリーンプラ板を。こちらはスラスター表現です。
小さい穴なので、作業が大変かというとそうでもありません。途中の作例を観て頂いて判ると思いますが、予め穴を深く彫っていたせいで楽チンでした。塩ビ板の積層加工がこんなところの省力化にも役立ちました。

バルカンポッドです。透明部分が延長した箇所なのですが、これくらいの大きさのものなら、簡単に加工できます。厚い塩ビ板を使用したので、非常に楽でした。
塩ビ板ですが、厚いもの、中くらいのもの、薄いもの、という風に買っておくと、その時々に必要な部材として使えますので、作業の省力化に役立ちます。

完成です。バーザムコンペトウ方面軍仕様です。
塗装ですが、いつもの通りV−MAXです。
今回はあっさり目を心掛けました。ベースグレーを吹き、白部分はそのまま白、赤部分は白→赤という風にグラデ塗装です。赤の下地に白を吹くと発色が良くなりますね。
色を塗る前は、前のバーザムに較べて貧相に見えて「俺もレベルダウンしたかなぁ」なんて思ったりもしましたが、色を塗ってみると今回の方が上手く出来たと思います。まぁ、自作パーツが減った分(オリジナルパーツが多い分)、完成度が高くなるのは当たり前な訳ですが。。。
ようやく肩の力が抜けた物が作れるようになったかなと。
ちなみに旧バーザムは各パーツが重すぎてバランスが悪く、立たせるのも一苦労なんです。
その点、新バーサムは苦労知らず。完全にMIAですよ。トサカと尾びれ以外は軟質パーツですから、ガシガシ感もありますよん。
自信をもって「現時点での最高作」というものが出来ました。応援して下さった方、有り難うございました!